スーパーママチャリグランプリ挑戦記 Episode 2(終) (20170227)


Challenge チャレンジ

スーパーママチャリグランプリ挑戦記 Episode 2(終)

「Episode 2(終):それは無謀?それはチャレンジ?」
「第10回スーパーママチャリGP 2017/01/07」のプロモーションビデオが2月の頭に公開されていました。残念ながらチームEYESはカケラも映っていないようですが・・・。
この挑戦記、連続エピソードを書こうと思って始めたのですが、忙しさに任せて途中で頓挫してしまいました。社員さんたちが適宜状況を投稿してくれていたようですが、このまま尻切れトンボみたいな状態は「キニイラナイ」ので、完結編エピソードとしてコレを書きます!

さて、「無謀」と「チャレンジ」どこが違うのか、考えたことありますか?
「4階から飛び降りてください」これは「無謀」ですか?それとも「チャレンジ」ですか?・・・これは「無謀」ですよね。死んでしまいます。(-_-)
では、「4階の高さからバンジージャンプしてください。下にはマットがひいてあります。」ならどうですか?・・・これは「チャレンジ」ですよね。
どこかどう違うのでしょう?
どこからが「無謀」でどこからが「チャレンジ」でしょうか?
私はこう考えています。
「何の準備もせずにただやみくもに何かをしようとする行為」が「無謀」。
これに対して、 「少しずつでも準備をして成すべくして成す行為」が「チャレンジ」。
ですから、「チャレンジ」は「準備をして整えることがまず絶対に必要」なのです。
振り返って、今回のお題「スーパーママチャリグランプリ」の「チャレンジ」はどうだったでしょう?
結論から言うと、ミッションコンプリート!(ミッション完了!)ですね!
結果は966位という後ろから数えた方が早い順位ですが、目標の1000位以内でケガなく終了しています。
まずは成功と言っていいと思います。
では、その「チャレンジ」が「成功」したのは、何故でしょう?
そうです、「成功するように準備した」からです。
ただ・・・、ただ・・・ですね、か~な~り、甘く見てました。
準備をするのが、予想をはるかに超えて過酷でした。(泣)
まずは準備したモノ。

  • 自転車
  • ヘルメット
  • グローブ、膝あて、肘あて
  • 断熱シート、ビニールシート大×2枚
  • 5人用ぐらいのテント
  • 同じぐらいの大きさのタープ
  • クーラーボックス大×2個
  • コンクリートブロック×12個
  • 石油ストーブ
  • 灯油15リットル
  • 消火器
  • 四人掛けテーブル×2卓
  • 椅子×8脚ぐらい
  • 長椅子×2脚ぐらい
  • 直径50cmぐらいの大き目の鍋
  • やかん
  • 飲料水 2リットル×6本
  • カセットコンロ
  • カセットボンベ
  • 寝袋×5
  • 湯たんぽ×5
  • 包丁、まな板、はさみ、皮むき器等のキッチン用品
  • 食材や調味料
  • お酒やお茶、氷
  • 手洗い用ジャグ
  • ノボリとノボリスタンド
  • その他もろもろのキャンプ用品たくさん

ちょっと多くて書ききれません!(笑)
大きな車2台パンパンに詰め込んで運んできました。
過酷なのは、ここからです!!!!!!
まず、駐車場が遠い問題。
車を駐車する場所が遠く、荷物を運ぶのが大変なのです!!
Googleマップで距離を測ってみたら、片道700m、往復で1.4kmぐらい。
これを何往復したことか!?!?
テント設営係でも5往復、運ぶ係は10往復はしています。
10往復って14kmですよ、ちょっとした過酷な遠足です。(笑)
夕方4時ぐらいから運び始めたと思いますが、全ての荷物を運び終わって、夕食にありつけたのは夜9時を回っていました。
恐るべし、富士スピードウェイ!!さすがに広いわ。
そして、次の問題が、尋常じゃない寒さ!
マジメに、本当にマジで、寒くて眠れません!!
冬山の映画とかでよくある、「寝るなー! 寝ると遭難するぞー!」と誰かが叫んでいても不思議ではないくらい寒いです。
寝袋は薄いのだと役に立ちません。湯たんぽも寝る直前にお湯を入れるようにしないとダメです。すぐに冷たくなります。
夕方にノボリのスタンドの中にいれた水が、翌日帰る直前まで凍っていて中身が出せないくらい冷えます。
(水を入れて重りにする道具を使う時は要注意です。帰りは重くなってしまうかもしれませんよ!)
無事に夜を過ごせたら、朝のラジオ体操を経て、競技開始です。
はっきりいって、天気が良かったので、無問題!!
でも、雨や雪が降っていたら、多分、ウチのチームはアウト(リタイア)だったでしょう。天気が良くて幸運だったかもしれません。
そして、競技が終わったら、地獄の荷物運びです。!!!!!!
また何時間もかけて荷物を積み込みます。10km以上は歩いたでしょう。
準備不足だった(予想していないリスクがあった)点もありますが、しかしながら、「成功するように準備した結果は出た。」と言えるのではないでしょうか。
片付をやるころには、来年はもっとこうしよう、あそこはこうすれば良かった等の案が出ていました。
こういうことこそ重要なのです。「チャレンジ」を「継続して成功させる」ために。
ということで、来年も続けますので応援をよろしくお願いします!!

<<謝辞>>
地獄の荷物運びで運ぶ荷物ですが、ほとんど個人持ちのもの。
あるいは、好意で貸して頂いたものです。
この場を借りて、色々なものを貸して頂いた方々へ、感謝の意を伝えたく思います。ありがとうございました。
<<教訓>>
成功事例から学ぶものは少ないが、失敗から学ぶ事は多い。
ある程度の成功を見込めるように準備せよ。そしてチャレンジせよ。

記:代表取締役 長谷川智之


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